緑内障とは
緑内障は視神経繊維が何らかの原因でダメージを受けて薄くなったり減ってしまったことで、数年経過後にその薄くなったり減ったりしてしまった視神経の部分に一致した視野が欠け始めてくる視神経の病気です。
原因は遺伝子、生活習慣(睡眠障害、糖尿病、高血圧、高脂血症)、眼圧が高い、酸化ストレスなどが今のところ分かっていますが、他にもまだ解明されていない原因もあると考えられています。
以前は徐々に進行して失明に至るしかないといわれていた時代も長くありましたが、医学が発達して、20年間ほとんど視野が進行しない方もいらっしゃいますし、初期では視野の回復も見られるようにもなってきました。ただ長く放置していればやはり治療は困難であることに変わりは無いため、早期発見早期治療が大切です。
初期は自覚症状が全くありません。そのために発見が遅れがちですので、一度健診でオプションではありますが眼底写真の撮影や、自治体で実施している緑内障健診へ受診するなど、眼科を受診して精査すれば発見することが可能です。
当院は院長が緑内障を専門としておりますので、お気軽にご相談ください。
治療は点眼、レーザー、手術、サプリメントなどをその方の緑内障のレベルや進行の速さにあったもので一番副作用や合併症が少ない方法で選択してまいります。
自覚症状
緑内障は初期ではほとんど自覚症状がありません。
病気が進行すると、視野の一部が欠けたり、見えにくくなったりしますが、日常生活では片方の目や脳が自然に欠けた視野を補ってしまい気づきにくいことが多いのが特徴です。
症状を感じた時には、すでに進行しているケースも少なくありません。
発症しやすい方
- 40歳以上の方
- 家族に緑内障の方がいる
- 近視が強い
- 糖尿病や高血圧がある
- ステロイド薬を長期間使用している
これらに当てはまる方は、特に定期的な眼科検査をおすすめします。
緑内障の検査
OCT検査
OCT(光干渉断層計)検査は、視神経や網膜の状態を詳しく調べる検査です。
視神経のダメージを早期に、客観的に検査できるため、緑内障の診断や進行の確認に非常に有効です。
検査は短時間で、痛みもありません。
視野検査
視野検査では、見える範囲(視野)の広さや欠けを調べます。
緑内障による視野障害の有無や進行度を把握するために欠かせない検査で、治療効果の判定にも用いられます。
当院の緑内障治療
緑内障治療は、眼圧を下げて視神経の障害進行を抑える治療です。患者様の状態に応じて、適切な治療をご提案します。
点眼薬
治療の基本は点眼治療です。眼圧を下げる作用の異なる点眼薬を、症状や生活スタイルに合わせて選択します。
正しい点眼方法や継続の重要性についても丁寧にご説明します。
レーザー治療(LI、SLT)
点眼治療で十分な効果が得られない場合や、点眼が難しい方にはレーザー治療を行うことがあります。
| LI(レーザー虹彩切開術) |
急性緑内障発作の予防や治療に用いられます。 |
| SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術) |
房水の流れを改善し、眼圧を下げる治療で、身体への負担が少ないのが特徴です。 |